2015年3月24日火曜日

オリジナル スワン型スピーカー製作記 その5

オリジナルのスワン型スピーカー“アポロ”A型は、バックロードホーンでしたが、同時に設計したB型は、ダブルバスレフ型の構造です。

設計当初から、バックロードホーン型とダブルバスレフ型の音の違いについては、ある程度想像しておりました。前者はホーン構造そのものの伸びやかで開放的なサウンド、後者はダブルバスレフ型ならではのタイトで重厚なサウンド。それが想像していた違いです。



スピーカーの容量は同じですので、あとは内部構造の違いでどこまで音が変わるのか・・比較試聴するまでは、ずっと未知数でしたが、果たしてその結果はどうだったのでしょう?

気になる試聴結果は、後で紹介することにして、今回はアポロB型の設計図面を紹介します。構造は、バックロードホーンのA型と比較すると非常にシンプルです。

正面立面図>
ヘッド:1合枡
共鳴箱:1升枡
バッフル:82×82mm、φ60mm(9mm厚MDF材)
音道1(ネック):外径φ44mm、内径φ25mm(木管)

 <後面透視図
音道2:45×φ70(60)mm(積層紙製バスレフダクト)
音道3:154×65mm(9mm厚MDF材)
※65mmは奥行き
 後面立面図>
裏板:171×171mm(9mm厚MDF材)
   152×15mm(開口)















<側面立面図
ターミナル:プッシュ型ターミナル(秋月電子)











設計図の著作権はこのブログに属します。
無断使用は固くお断りします。

0 件のコメント: