2009年11月23日月曜日

Brian Eno_Always Returning_Re-mix

ブライアン・イーノのアルバム "APOLLO" に入っている佳曲、
"Always Returning" を Re-mix した。

APOLLO が発売されたのは27年前の1983年。
イーノが主宰した環境音楽のレーベル Ambient からの第一作
"Music For Airports" ('78)や、デヴィッド・バーンとの共作 "My Life in the Bush of Ghosts" ('81)、翌年のヒット作でハロルド・バッドとの共作 "The Pearl" ('84)などに隠れて、長い間注目されなかったが、
映画「トレインスポッティング」('96)、「トラフィック」('00) などに
BGMとして楽曲が使われて以来、再び注目を浴びたアルバムである。

ムービーに登場するイーノは最近のものだが、還暦を過ぎて良い年の取り方をしている見本のような姿だ。

2009年11月22日日曜日

キャデラック・レコード - Cadillac Record

1950年代に黒人音楽を一躍ポピュラーにした、シカゴのチェス・レコードを舞台にした映画「キャデラック・レコード」を観てきた。
マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、チャック・ベリー、エタ・ジェイムズといったスターを次々と生み出したチェス・レコードは、ポーランド移民のチェス兄弟によって設立されたが、元々はシカゴのライブハウス「マコンバ・クラブ」が母体となっている。
南部から移住してきた黒人ミュージシャンに光を当て、1950年代半ばには、チャック・ベリーやボ・ディドリーらのヒットを連発して全盛期を迎える。

やがてレーベルは下火となり、1969年には経営権をGRTに譲ってしまうが、設立者のレナード・チェスは同年この世を去っている。流行曲と同じように時代を駆け抜けたチェス・レコードの十数年間を描いたのが、この映画「キャデラック・レコード」である。
映画では、何故か兄のレナード・チェスしか登場せず、多少の脚色が加えられているが、これはおそらく、マディ・ウォーターズやエタ・ジェイムズといったミュージシャンと、レナードとの深い交友関係を描きたかったのと、レナードの死がチェス・レコード(映画)の終幕として相応しかったからだろう。

レナード・チェス役には、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、マディ・ウォーターズ役は「バスキア」のジェフリー・ライト、エタ・ジェイムズ役は、歌手のビヨンセ・ノウルズ、チャック・ベリー役には、ラッパー兼俳優のモス・デフ等々、なかなか豪華なキャスト陣だが、チェス・レコードをベーシスト、作曲家、プロデューサーとして支えたウィリー・ディクソン役のセドリック・ジ・エンターテイナーが、脇役だがなかなか良い味を出している。

チェス兄弟を描いた映画では、同じ2008年に公開されたジェリー・ザクス監督の「Who Do You Love」があるが、こちらは日本未公開なので、いつかDVDで観てみたいと思う。

2009年11月9日月曜日

Gibson L-1(2002年製)& Robert Johnson L-1(Valley Arts Guitar 1995年製)

ロバート・ジョンソンが愛用していた、Gibson フラットトップ型の
L-1 モデル2本。左側が Gibson の2002年製、右側が Valley Arts Guitar の1995年製。共に12フレットジョイントで、ボディサイズはまったく同じ。異なるのは、Gibson の2002年製のほうが少しネックが細いくらいで、サウンドは甲乙付けがたい。Valley Arts Guitar のほうが、弾き込まれている分、音量があってガツンとくる印象で、Gibson のほうはそれに比べると繊細なサウンドだ。

ドレッドノートを普段、弾いている人にはサイズが小さい分違和感があるかもしれないが、ガットギターを弾いている人には、しっくりくる弾き心地で、サイズからは想像できない音量で鳴る。フィンガーピッキングで、ちょっとしたブルースをつま弾くにはピッタリで、人気のある14フレットジョイントの L-00 より、響きはブルージーで温かみがある。

パーラーギターのような手軽さで、音量が大きいところは、YAMAHA のダイナミックギターにも通じるが、低音の響き方は抑制されていて、このあたりは Gibson 独自の切れ味を感じさせるサウンドだ。
ロックをアコギで弾きたい人には、一度弾いたらやめられない魅力がある、まるで麻薬のようなギターである。

2009年11月8日日曜日

Vangelis & Eno [Mashup]

ブライアン・イーノとヴァンゲリスの曲を重ねってマッシュアップしてみました。

Vangelis "Ask The Mountains" [VOICES]
Brian Eno "Triennale" [THE SHUTOV ASSEMBLY]

Element of Asphalt

Element of Asphalt
iPhone + Toy Camera

2009年11月6日金曜日

England's Dreaming_Monophonica mix

1990年代のかなりコアなダンスミュージックです。メロディアスなダンスチューンなのに、まったく売れずに消えていった幻の名曲。
ちょっとクリスマスっぽい曲なので、これから聴いてもらうために新たに Re-mix してみました。