2015年3月29日日曜日

オリジナル キューブ型スピーカー製作記 その1

オリジナルのキューブ型のスピーカーを作ることにしました。外形寸法はW120×H120×D100mmくらいのもの四角い箱です。キューブサイズと知って真っ先に思い浮かぶのは、スタジオの定番モニターとして広く使われていたAURATONEというスピーカーです。


私が映像の仕事をしていた1980年代当時、NHKをはじめ放送局の定番モニターといえば、メインがDIATONE 2S-305、サブがAURATONE 5Cというのが決まりでした。ミキシングコンソールの上にちょこんと載っている、このキューブ型スピーカーを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 AURATONE 5Cは、12.5cmのフルレンジユニットを、外形寸法:W165×H165×D146mmのエンクロージャーに収めた可愛らしいスピーカーです。

今回は、縦横奥共に4.5cmほど外寸が小型のキューブ型スピーカーを作ってみたいと思います。スピーカーユニットは、コストパフォーマンス抜群な東京コーン紙製作所の8cmユニット、F77G98-6で行くことに決めました。



5Cのユニットが12.5cmなので、ユニットサイズに対してのエンクロージャー容量としては、5Cと同じ比率になります。これは、制作後に分かったことですが、偶然にしては出来すぎの気がしますね(笑)。

製作用の図面を手帳に書き起こしました。2つの箱では、大きさに1~2mm単位のバラつきがあります。面倒ですが、1個ずつ採寸しオーダーメイドで部材を作らなくてはなりません。




また、今回はバッフルを埋め込み式にする予定なので、内寸を正確に測る必要があります。計測用にノギスは必須です。

8×8×900mmの檜棒材をカットしてもらい、箱の四角に補強材として接着した状態です。バッフルの厚さとなる5mm分の余白ができるようにカットしています。

バッフルと裏板には、アガチスの5×120×600の板材を使いました。幅が120mmなので、裏板はそのままカットするだけで使えると思ったのですが、板材も伸び縮みするので、ジャストとはいきません。木工加工の泣きどころです。

バッフル面にφ74mmの穴を開けてもらいました。やはり、プロ用機材での加工は精度が高いです。

今回は、ディスプレイ箱の厚さ5mmに合わせてこの板材を使いましたが、ユニットを内部から取り付ける場合は、最低でも7mmくらいの厚さが必要なことが、この後の工程で分かりました。

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