2015年1月6日火曜日

fostex P800K かんすぴ x Lepai LP-168HA 試聴記 その2

Lepai LP-168HAとfostex P800K+P800-Eでの試聴結果があまりにも良かったので、自作バックロードホーンでも試聴してみました。まずは、試作第二号機であるfostex FE83En+吉本キャビネットBW-800から。

アンプのトーンコントロールはいじらずにフラットのままですが、高音と低音ともにブーストされているかのようなドンシャリ系の音で鳴っています。

かなりモニターライクな音で、若い時なら私もこのような音が好きだったのですが、イギリス製のスピーカー(セレッションSL-6やロジャースLS3/5a)に長年親しんできた自分の耳には、刺激が強すぎる印象です。まだエイジングが十分でないからかもしれません。



次は、試作一号機(Dayton Audio ND65-8+仙人工房6cm用ミニバックロードホーン)です。FE83Enの後に聴いたこともあり、中低音域がフューチャーされて聴こえました。

Lepai LP-2020A+ Tripath TA2020-020との組み合わせでは、クセのない透明感のある音でしたが、LP-168HAだとすこし骨が太すぎる感じです。アンプとスピーカーの組み合わせは、本当に奥が深いですね。

それにしても、fostex かんすぴ P800K+P800-Eと、このLP-168HAはコストパフォーマンス抜群です。かんすぴには、5W✕5Wの小型アナログアンプ付きのセットもありますが、断然このLP-168HAのほうを推したいと思います。


40W✕40Wの十分な出力が、かんすぴ P800K+P800-Eのパフォーマンスをフルに引き出し、高域から低域まで実にバランスよく鳴らせてくれるのです。

ミニコンポを遥かに凌駕し、高価な小型オーディオにも迫る音が、驚きのコストパフォーマンスで体験できます。ぜひ、この組み合わせで試聴してみてください!

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