2015年1月3日土曜日

300B真空管アンプ x 自作バックロードホーン試聴記

2本の自作バックロードホーンを、300B真空管を使ったアンプで鳴らしてみました。
8年ほど前に購入したConsonance Mi005 Plusというアンプです。

現在は、住宅事情もあり天袋に保管してますが、久しぶりにアンプを下ろすと、20kgを超える重さで驚きました。

テーブルの上にアンプを載せると、すごい存在感です。左右のバックロードホーンが貧弱に見えてしまうほど(笑)。

8cmフルレンジ用の試作二号機(fostex FE83En+吉本キャビネットBW-800)で音を出してみると、小さなアンプでは聴こえなかったディテールが再現されました。ダイナミックレンジが広がり中高域の情報量が増えた感じです。

ただし、音楽ソースを選ぶ傾向が顕著になりました。ジャズや70年代のロックは良いのですが、最近の電気系には不向きです。レコーディングスタジオの定番モニターだったオーラトーンに通じる音だと思います。
続いて、試作一号機(Dayton Audio ND65-8+仙人工房6cm用ミニバックロードホーン)につないで音を出してみました。

肉厚で濃厚な音で悪くはないのですが、Tripath TA2020を使ったデジタルアンプのほうが透明感があって良いと感じました。

この300B真空管アンプを初めてロジャースのLS3/5aやパイオニアのPE-101A(+LE-101A)で試した時の驚きには及びませんでした。
Tripath TA2020系デジタルアンプと試作一号機の組み合わせでは、これらスピーカーに比肩しうる音だったので、大いに期待したのですが・・・。

個人的には、上記デジタルアンプで試作一号機(Dayton Audio ND65-8+仙人工房6cm用ミニバックロードホーン)を鳴らした時の音がベストでした。特に奥行き感や立体感は素晴らしいです。

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