2015年5月17日日曜日

トールボーイ型 8cmダブルバスレフスピーカー 製作記 -1

もうすぐ神宮前にオープンする知人のショップ向けに、新しいスピーカーを製作しました。店頭の奥にあるAV機器用ということで、かたちはトールボーイ型に決めました。

当初は、天板にフルレンジユニットを配置し、その上に半球形のディフューザーを取り付けた無指向型を狙ったのですが、高さ910mmで板取りをしていたので、天板バッフルには背が高すぎということがわかり、予定を変更してバッフル位置を正面にしました。

天板バッフルの無指向性スピーカーの場合は、ソファに座った場合の耳の高さとなる75cmくらいが適当のようです。幻となった無指向性スピーカーは、またいつか試作してみたいと思います。

今回使った材料は、共鳴管用の910×450×9のMDF2枚と、天板と第1バスレフ用の450×300×9のMDF1枚、台座用の200×150×15のアガチス飾台2枚、内径φ49mm×全長52mmのダクト2個、スピーカーユニットは、コストパフォーマンス抜群の8cmフルレンジ、東京コーン紙製作所のF77G98-6を左右で1本ずつ使いました。

エンクロージャーが共鳴管のような構造を持つうえに、8.5リットルという十分な容量があるので、最初は背面にバスレフを1つだけ設ける予定でしたが、これでは面白みがありません。

内部に2枚木材を追加するだけで手軽にダブルバスレフにすることができることもあって、全体の1/3のスペースに第1空気室を作り、さらに2/3のスペースとなる第2空気室には既製品のダクトRIT BP50Sを取り付けました。

共鳴管型のスピーカーの場合、長い管を利用して音を響かせるため、後面開放型か普通のバスレフ型のものがほとんどです。

今回は、あまり前例のないトールボーイ型のダブルバスレフを製作してみました。8cmフルレンジユニットからどこまで低音を増強できるかへのチャレンジです。ダブルバスレフと言っても、空気室の形態は共鳴管には変わりません。果たしてどんな音を出してくれるのでしょうか。

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