2014年12月26日金曜日

Dayton Audio ND65-8 バックロードホーン 組み立て記 その5

エンクロージャーの塗装がひと通り終わりました。試行錯誤しながら塗装方法をいくつか試してみたところ、着色ニスの場合は、スプレーよりも刷毛塗りのほうが適していることがわかりました。

スプレーの場合、塗装面からなるべくノズルを離して薄く塗り重ねるのがコツですが、なかなか均一に塗れず、どうしても斑になってしまうのです。しかも、塗料が粒子状になって表面がザラついた感じになってしまいます。



スプレーが乾かないうちに刷毛で表面を拭ってみると、少しだけ滑らかになりました。あせらずに、少しずつ刷毛で塗り重ねるのが一番良さそうです。

次はスピーカーユニットとターミナルの取り付けです。Dayton Audio ND65-8にファストン端子を結線し、スピーカーユニットの背部には吸音材を仕込みました。


このバックロードホーンは、テーブルの上などで使う予定なので、アンプはなるべくコンパクトなほうが使い勝手が良いと思い、North Mountain LaboratoryのDA-200という個人製作のハイブリッド卓上真空管アンプを購入しました。

真空管は12AU7を使用、コンデンサにスプラグ製のオイルコンデンサ、ビタミンQを使った可愛らしいアンプです。


iPodをRCAに変換して入力端子に差し込み、スピーカーとアンプの配線はバナナプラグの自作ケーブルを使いました。

音を出してみると、随分とまるい音で意表を突かれました。Dayton Audio ND65-8は能率が低いので、それなりに出力の大きいアンプでないと威力が発揮されないようです。




考えたあげく、最近流行りのデジタルアンプ、Lepai LP-2020A+ Tripath TA2020-020を注文することにしました。やはり、サイズがコンパクトであることが第一条件だからです。

デジタルアンプでの試聴結果は、またアップします。

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