2018年2月5日月曜日

サインスマート 6N3 真空管プリアンプ 組み立て記 -3

こちらは、フロントパネルとリアパネルを取り外したLepy LP-2024A+の基盤です。フロント側に付いていたスイッチ、トーンコントロールは取り外してあります。ボリュームツマミは、パイロットランプを光らせるために残しました。

さてこのアンプ、裸のままテストを実施した段階では音が出ていたので、パワーアンプとしてちょうどいいと思っていたのですが、実際に繋いでみるとどうも調子がよくありません。
前の記事にも書いたとおり、オペアンプを外すとプリアンプ回路を経由しないため、ダイレクトに音を聴くことができたのですが、サインスマート 6N3 真空管プリアンプと結線すると、なぜか音が出ないのです。

試しに、もう一度裸の状態に戻して単体でチェックしてみると、パイロットランプは点くのですが、やはり音が出なくなっています。回路のどこに原因があるのかは不明ですが、トグルスイッチを付けるために基盤の接点をハンダ付けした際に、接触不良が起こって終端の電解コンデンサがショートしたのかもしれません。
こちらは、アルミケースにLepy LP-2024A+の基盤とサインスマート 6N3 真空管プリアンプを2層で取り付けた状態です。プリアンプ用の電源トランスは左側のあまったスペースに取り付けました。

トグルスイッチの後ろに写っているのは、1Aのヒューズが入ったヒューズホルダーです。安全性を高めるために、ヒューズを2個装着しております。
右の写真は、アルミケースを裏側から見たところです。Lepy LP-2024A+用の電源アダプターも、アルミケースの中に収めるかたちを想定しています。Lepyの基盤は、リアパネルに元から開いていた穴の位置と合うよう、ケースに穴を開けて3点止めしております。

もう一つ余ったリアパネルの穴には、電源コードのメスをビスで固定し、筐体と一体化させました。

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