FOSTERの小口径フルレンジユニット マラソン試聴の第一弾は、6.5cmフルレンジのFF65BKから行きたいと思います。
【FF65BK 仕様】
インピーダンス………8Ω
最低共振周波数………120Hz
再生周波数帯域………fo~20kHz
出力音圧レベル……78.6dB
入力………………10W
バッフル開口径………57.3mmφ+ザグリ
ステレオ誌の2010年7月号付録、fostex P650のおそらく原型となったスピーカーユニットです。定価は1本1,769円とP650Kの1,404円よりも若干ですが高価です。
アポロA型(バックロードホーン式)にヘッドパーツをドッキングさせて聴いてみると、音の傾向は予想通りP650に非常に近いものでした。6.5cmとは思えない広帯域で高音から低音までバランス良い音で、フワッとした柔らかさも持ちあわせています。
アポロB型(ダブルバスレフ式)に切り替えてみると、締まった低音が増幅されて安定感のある精緻な音を聴かせてくれました。BH式とDB式のどちらを取るかは好みの問題ですが、このように2種類あるとユニットがどちらに向いているのかも解ってくると思います。
FF65BKは出力音圧レベルが78.6dBとやや低めです。試しにアンプをLepaiのLP-2020A(20W×2)からLuxmanのLXA-OT1(5W×2)に切り替えて聴いてみましたが、歪みもなく部屋で聴く分には十分な音量が出ていました。
アポロ用のリファレンスとして使うにも相応しい、P650Kに勝るとも劣らない優秀なスピーカーユニットではないでしょうか。
アポロ用のリファレンスとして使うにも相応しい、P650Kに勝るとも劣らない優秀なスピーカーユニットではないでしょうか。
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