オーディオ用アンプとしては評価の高いLepai製品ですが、筐体の安っぽさがずっと気になっていました。
しかも左右に付いているプレートが邪魔なうえにアルミの手触りも粗く、このままではいつか手を切ってしまいそうです。この金具はシャーシ一体型のため、取り外しもできません。
そこで、アンプの筐体をすっぽりと覆うかたちの木製ケースを試作してみました。
Lepaiのアンプは長時間使用してもほとんど熱を持たないので、木製ケースで全体を覆っても耐熱的な心配はいりません。
オーディオは趣味性の高い道楽としての側面もあり、良い音が聴けるだけでは満足できないという方も多いのではないでしょうか。過去に発売されたプロダクトデザインの数々を見ればそれは歴然としています。
Lepaiの製品は、そうしたデザイン性や高級志向とは対極に位置するもので、コストパフォーマンス至上主義をつらぬいているようにも見えます。
しかし、末永く愛用していくためには、見たり触れたときに気持ちが満たされるということも重要です。
このように木製ケースで覆うだけで、ぐっと高級感が引き立ちます。さらに愛着をもってゆっくり音楽を楽しみたい…そんな気分にさせてくれるような気がします。
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