2015年4月4日土曜日

オリジナル キューブ型スピーカー製作記 Part2 その3

内部の配線が終われば、あとは吸音材を仕込んでバッフルを接着するだけです。一度接着してしまうと、容易には取り外せないため、その前に音出しチェックを行う必要があります。

プラスとマイナスの配線が逆になっていたり、ハンダ付けが甘いと逆相になったり接触不良を起こすので、チェックは欠かせません。





きちんと音が出るのを確認したので、次は吸音材の充填作業です。今回は、オーディオ用の吸音材ではなく、100円ショップで見つけた換気扇用のフィルターを使いました。

繊維が細かくフワッと厚みのあるタイプのフィルターで、なかなか良さそうな予感がします。1袋に46cm×210cmサイズのフィルターが入ってました。



オーラトーンの5Cには、2/3ほどのグラスウールが詰まっているそうで、かなり多めの分量です。100均のフィルターを半分に切って箱に詰めてみると、ちょうど2/3ほどの容量になりました。

あとは、バッフルの四辺にタイトボンドを塗って箱に貼り付ければスピーカーの完成です。バッフルは縦横サイズが若干小さめでしたが、塗装後は水分を吸って木が膨張するため、箱にぴったり密着してくれました。



完成品のスピーカー前面のデザインです。つや消し黒のバッフルと側面のアンティークな色調がなかなか似合っていると思います。

バッフルの開口部とゴムエッジの雰囲気が溶けこんで、それとなく高級感を醸し出してくれました。


背面の板は埋め込みではなく被せ式にしております。これもLS3/5aと同じ仕様です。LS3/5aは、バッフルと同じ黒に塗装されておりましたが、それはせずに、側面と同系色のニスなどで仕上げようと思います。


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