早速、クラシックギター用の牛骨ナット(長さ60mmのもの)を買ってきて、ナットの成形を行いました。No.80 のナット幅はちょうど 50mm です。のこぎりで10mm分削ってナット幅に長さを合わせてから、ヘッド側にRをつけていきます。
ナットらしい形に成形できたら、弦の通り道を6本分掘っていきます。No.80 はネックが太く、サイド・バックはメイプルを使っているので重量も結構あります。鉄弦を張っても良いのですが、テンションがきつめで若干弾きづらさを感じるので、ついでにナイロン弦に張り替えることにしました。
ナットの交換によって、音のビビリは解消されました。ナイロン弦なのでテンションも弱く、このギターにはこれがベストかもしれません。傾向としては、スプルース単板のトップと、メイプルのサイド・バックという同じ材料を使った、ヤマハの No.45 や、No.100 と同系統のサウンドです。難点はネックの太さですが、ギブソンのヴィンテージのように三角ネックに削ってあげれば、さらに弾きやすくなるのではと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿