2011年7月3日日曜日

YAMAHA Dynamic Guitar No.70 リペア記 その5

注文していたラバーヒーターが届きました。ヒーターからはリード線が出ているだけなので、コンセントへの配線が必要です。電源がオン・オフできるように、中間にスイッチを付けてハンダ付けしました。電源を入れてみると、数秒でかなりの熱を発します。早速、ネックアイロンに取り付けてみました。




角パイプの内径と長さを測ってからヒーターを注文したので、アイロンにぴったりと収まっています。


スイッチを入れて数分すると、ラバーヒーターからの熱でアイロン全体に熱が伝わります。触るとやけどするくらいに強力です。まずはテスト的に10分のタイマーをかけてヒーティングし、スイッチを切ってから数時間放置。さらに、同じ操作を数回繰り返しました。




それから一晩置いて、翌日ネックの状態を見てみると、期待通りの効果がありました。ネックは真っ直ぐに矯正されています。
さて、これで弦高が十分に下がっていればリペアもめでたく終了なのですが、試しに6弦を張ってみたところ、12フレットで5mm弱あり、まだ改善されていません。やはり、アイロン調整だけでは限界があるようです。次はいよいよ、ネックリセットに挑戦しようと思います。

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