今年もTOKYO DESIGN WEEKの開催シーズンがやってきました。元々はカッシーナやアルフレックスなどのイタリアの家具メーカー数社が協力して都内のショールームを無料のシャトルバスで巡回させるというイベントから始まったものが発展して、巨大化していったデザインイベントです。
この前身イベントである「東京デザイナーズサタディ」には、私もプロジェクトに携わっており、その打ち上げイベントをオープンしたばかりのクラブ「芝浦GOLD」で行って会場を満員にしただけでなく、入りきれなかったお客さんの列を整理するために奔走したという苦い思い出もあります。
2005年から神宮外苑絵画館前広場で行われるようになり、10年目となる今年は、プロダクトから建築、ロボットなどの先端技術分野までさまざまなイベントが開催されています。なかでも、10/30(金)に開催のオーネット・コールマン 追悼JAZZ LIVE “皆オーネットが好きだった”は、なかなか興味深いイベントです。
パナソニックが現在の汐留開発地域で設営していた「生活実験劇場 Tokyo P/N(東京パーン)」で1992年に開催された、オーネット・コールマンの伝説的なライブにも、わたしは深く関わっておりました。
当時、オーネット・コールマンはウィリアム・バロウズ原作の映画「裸のランチ」のサウンドトラックに参加しており、作曲家のハワード・ショアが持参した16Chマルチトラックのテープを再生しながら、オーネット率いるバンドが会場で即興演奏するという非常に実験的なライブイベントを、この東京パーンで2日間行ったのです。
演奏シーンの生中継をステージ背面と両脇の大型スクリーンで上映しただけでなく、映画シーンやバロウズのビデオ素材を会場内に持ち込んだコンピュータのAmigaで編集し演奏に合わせて会場で生放送するという、凝りに凝った演出が施されました。オーネットファンの間でも、語りつくされる伝説のライブコンサートになったイベントです。
そんな思い出のある私ですが、今年はTOKYO DESIGN WEEK 2015 の会場前にて、サウンドトランクの実演を会期中週末の午前から午後にかけて行う予定です。
初日となる昨日、2015年10/24(土)は、おかげさまで非常に多くの方々に、このサウンドトランクを披露することができました。サウンドトランクをもって微笑んでいるスペイン人男性と日本人女性のすてきなカップルは、かなり熱心にサウンドトランクを聴いてくれました。彼はPAエンジニア(サウンドシステム・エンジニア)が本業だそうです。
他にも、非常に多くの老若男女の方々にサウンドトランクをご披露することができました。
本日、2015年10/25(日)も実演を行う予定ですので、興味のある方はぜひ、TOKYO DESIGN WEEK2015 の会場前にお越しください!
今日は、さらに多くのサウンドトランクを持っていく予定です。パンフレットも用意しておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
※サウンドトランク=Soundtrunk *商標出願中
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