2015年2月21日土曜日

スワン型バックロードホーン ターキー1/2 組み立て記 その10

ミニスワンにターミナルを取り付けました。このターミナル(ART CS-104)は、バナナプラグ端子の金属ネジが出っ張っているので、ケーブル配線用の穴と金属ネジ用の穴を2カ所開ける必要があります。

多少、大きめに開けてしまっても、ターミナルの背面には緩衝材が貼られているので、きっちりネジで固定すれば空気漏れの心配はありません。




ターミナルに内部配線コードを直接はんだ付けして、ParcAudioのDCU-F102W(通称“赤パーク”)にファストン端子でつなぎ、スピーカーのヘッド部分が完成しました。

8cmの赤パークは、バッフルサイズぎりぎりに収まるかたちです。スペース的にも空洞部分が少なく、スピーカー背面の音を即座にボディへと伝える構造となります。





ヘッド部分が完成したので、さっそくミニスワンのボディにヘッドを載せて試聴してみました。今回のスピーカー製作にはだいぶ時間をかけたので、感慨もひとしおです。

ミニサイズとはいえ、初めて聴くスワン型スピーカー。さあ、どんな音がするのでしょう!?

まず初めに聴いたのは、ビートルズの「アビイ・ロード」。私が中学生の頃から聴いているオーディオ・リファレンス用アルバムです。

第一印象は「なんだ・・この音は?」でした。全体的に中高音がきつく、何とも散漫な音なのです。しかし、落胆しつつも色々なソースを聴いていくうちに、音がみるみる変わっていくのがわかりました。



試聴アンプはデジタルアンプのLepai LP-2020A+。 このアンプも多少ハイ上がりの傾向がありますが、スピーカーとセッティング次第では「おっ!」というほどのクォリティを発揮してくれます。

ひとまず、この組み合わせで24時間ほどエイジングしてみようと思います。

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