Stereo誌の2014年1月号の付録、ラックスマンのデジタルアンプ、LXA-OT3を試してみました。
既に完売となっているこの号ですが、amazonで検索してみると新品を在庫しているお店があったのでさっそく注文してみると、翌々日には実物が届きました。
送料込みで4,063円(定価3,700円)でしたが、中古品がプレミアム価格で取引されていることを考えれば、まずまずの買い物かもしれません。
さっそく箱から取り出してみると、基板むき出しのアンプ本体が出てきました。基板部分のサイズが94mm×53mmしかなく、ちょうどタバコ1箱くらいの大きさです。
このコンパクトさにもかかわらず、出力は12W+12Wを誇るとのことで、一般家庭で使用するには十分すぎるくらいのパワーです。
さっそく、自作のトールボーイ型8cmダブルバスレフスピーカーで音を聴いてみると、デジタルアンプとは思えない温かなサウンドが響いてきました。
TripathのTA2020-020を使ったデジタルアンプのLepai LP-2020A+と比較すると、高域が抑えられた分、透明感では劣るものの、まろやかで温もりが感じられる音です。スピーカーとの組み合わせ次第では、さらに良い結果が期待できそうな印象です。
LXA-OT3が思っていた以上に良いものだったので、初代のLXA-OT1のほうも気になっていたところ、Stereo誌 2012年1月号が未開封でオークションに出品されていたので、思わず落札してしまいました。こちらは、送料込みで1,956円(定価2,800円)。
基板サイズなどの仕様はOT3とまったく同じで、出力は5W+5Wと低くなりますが、音質的に大きな差は感じられず、定価のことを考えるとOT1のコストパフォーマンスの高さが際立っていると思います。
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