今回使用したバックロードホーン、吉本キャビネットのBW-800の断面です。最後の側板を貼る前なので、まだ未塗装の状態です。
今回は、前回の経験から塗装の難しい油性ニスは使わずに、水性のステイン(木部着色剤)でエンクロージャー全体を着色しました。
水性なので作業は非常にしやすいです。顔料系と表記されているように、塗るというよりも染めていく感じです。色はマホガニーブラウンで、少し濃い目の色合いに仕上がりました。
工程としては、ニスのように何日もかけて塗り重ねする必要もなく、以下の3工程で効率よく仕上がります。ただし、あせりは禁物。最低でも3日間かけるくらいの余裕は持ちたいところです。
1)ステインで着色(1日目)
2)サンディングシーラー塗装(2日目)
3)クリヤーラッカー塗装(3日目)
左の写真が、ステインで着色後にサンディングシーラーを塗った状態です。仕上げには艶々の光沢感を出すために、クリヤーラッカーを使う予定なので、ラッカーと相性の良いサンディングシーラー(油性)を使いました。
今回もうすめ液で希釈しながらの塗装です。ハケ塗りでもきれいに仕上がります。
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