2014年10月22日水曜日

セコニック オートリーダー L-188 修理 その2

L-188 の修理について、京都の harada さんから有益な情報をいただきました。こちらがそのブログです! ブログを拝見したところ、L-188 には可変抵抗があり、測定値調整はそこでできるとのこと。

これは朗報!というわけで、さっそくリベンジしてみました。L-188 は3本のプラスネジで止められているだけなので、精密ドライバーで簡単に開けられます。





上面のカバーを外すと右の写真のような基板が出てきます。メーター下の左側に2つの基板が縦に並んでますが、上の金具が可変抵抗になっていて、これを回転させることで測定値の調整ができるそうです。

この L-188 は、2段オーバーの値を指しているのですが、金具を時計方向に回転させることで、測定値を2段下げることができました。



前回の修理の時に受光素子にかぶさっていた透明の防水シートがはがれてしまったので、別のシートを小さく切ってシール状にしてから、受光素子に貼り付けました。
(通常、この部分はさわる必要はありません。あくまで参考のため載せております)

前回の修理でカバーにタイトボンドで貼り付けたグレーフィルターは取り外してあります。



今回は、測定ガイド用に同じセコニックのツインメイト L-208C(写真左側)を使いました。デジタルメーターとの比較でも適正値を表示してくれる優れた露出計です。

L-188 と同じくアナログ表示なので、可変抵抗の調整もしやすかったです。これでオートリーダー L-188 が無事に復活しました!情報をいただいた harada さんには、この場を借りて御礼を申し上げます。

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