2011年2月27日日曜日

Guitar LineUp (2006)


2006年9月頃のギターラインナップ。
奥から、Ibanez GB-10 (1990), Gibson ES-165HE (2003), Gibson L-4 (1946/F-Hole), Ibanez PM-100(1996),Gibson L-4 (1933/R-hole), Gibson L-7 (1939)。
アイバニーズの2本は、数年前からの憧れだった。フルアコ構造だが、ボディは共振が抑えられていて、完全にジャズ向きのギターだった。ES-165HEはフローティングPU搭載のもので、鳴りを抑えた独特の甘いトーンが印象に残っている。L-4の1946年製Fホールは、パーカッシブで非常に反応の良いギターで、ケント・アームストロングのフローティングPUが搭載されていた。フラットワウンドを張ってジャズ向きのセッティングにしてあったが、とても弾きやすい素晴らしいギターだった。Rホールの1933年製のL-4は、非常に状態の良いオリジナルコンディションに近いギターだったが、16インチのRホールということで、ブルースをかき鳴らすにはもってこいのサウンド。17インチの1939年製L-7は、いかにも高級ギターというつくりでコンディションも良かったが、鳴りは抑えられていかにもジャズのビックバンド伴奏用という響きだった。いろいろ試したなかでは、サウンド、サイズ、プレイヤビリティの点で1940年代Fホールと1930年代RホールのギブソンL-4 が自分にはベストのギターだった。


写真右)Gibson L-48 (1950's)。
このギターが、オールドのギブソン・アコースティックにはまるきっかけとなった。オールマホガニーでボディはとても軽く、ブルースコードやカッティングを弾くには最高のギターだった。



はじめて買ったアコースティック・ギブソンが L-00(通称ブルースキング)だった。友人のリペアマンに頼んでブリッジの剥がれ痕を補修してもらい、ペグはクルーソンの3連と交換した。厚いボディから鳴り響く繊細なサウンドがこのギターの特徴だ。

その右隣のL-4は、だいぶ弾き込まれたマホガニートップの1948年製。トップのラッカーが剥げて表面がざらついた状態だったが、サウンドも同様で「ジャリーン」というギブソン特有のワイルドな音で鳴っていた。

左から、YAMAHA Dynamic Guitar No.10A (1960~63), Gibson L-00 (1999), Gibson L-4 (1948)。

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