2015年10月1日木曜日

木製トランク型アンプ内蔵スピーカー製作記 -3

自作の木製トランク型スピーカーにアンプを取り付けました。とても小型ですが、10W×2(20W)のパワーを持ったステレオのデジタルアンプです。

今回は、単3電池8本で電源を供給するバッテリー駆動専用のポータブル式にしました。家庭用の電源をつないでの音出しももちろん可能ですが、トランクにコンセントを差し込んだ状態は見た目がクールではありません。その姿には、本末転倒的な違和感を覚えるのです。

入力端子は3.5mmミニジャックで、iPodやiPhoneなどの携帯音楽プレイヤーをつなげば、いつでもどこでも音楽が楽しめるようになっています。

試しに、アルカリ単3乾電池8本で何時間音楽を楽しめるかをチェック中ですが、48時間連続再生しても、まだ十分な余力が残っています。

ちなみに、iPod Touchをフル充電した場合の連続再生時間は40時間(カタログ公表値)なので、携帯音楽プレイヤーより先に電池がなくなることはなさそうです。
バッテリー駆動はノイズが少なく、音質面でも優れていることが多くのオーディオファンの間では知られています。

また、単3電池ならコンビニなどでどこでも買えるだけでなく、繰り返し使える充電式のニッケル水素電池も普及しているので、汎用性が高いという利点もあります。

只今、Bluetoothを内蔵させてiPhoneなどからワイヤレスで音楽を飛ばすことも想定しています。そのテスト結果は近々報告したいと思います。

スピーカーユニットは、国産の12cmフルレンジを2本使用した2chステレオ仕様です。木製トランク型のエンクロージャーは厚さ14mmのヒノキ集成材を使っていることもあり、かなり重厚な作りになっています。

木製トランクとスピーカーの組み合わせを考えたとき、最初に思ったのは昔流行ったポータブルのラジオカセットと何が違うのか・・という点でした。

世界的な一大ブームを巻き起こしたラジカセは、ソニーのウォークマンが登場する以前は、若者の音楽鑑賞の主役でした。リビングにはレコードが聴けるステレオ装置、若者の部屋にはラジカセというのが、一般的な中流家庭のスタイルだったのです。

しかし、ラジカセの使われ方は欧米と日本では大きく違っていきます。欧米では、そのポータビリティをいかして屋外で好んで使われたのに対し、日本では圧倒的に部屋の中で使われていたのです。その後、ウォークマンが登場してからは音楽の聴き方は世界共通となりました。

今回の木製トランク型アンプ内蔵スピーカー(※愛称を“サウンドトランク”とします)は、携帯音楽プレイヤーの普及を逆手にとって、音楽をヘッドホンではなく木のスピーカーで楽しもうという一つの提案です。しかも、持ち運びも自由なのでいつでもどこでも音楽を連れて歩くことができるのです。

サウンドトランクの使い方はいろいろ。お店などのディスプレイ用に、バーベキューなどのBGM用に、路上パフォーマンスの音響用に、単身赴任や出張先での音楽鑑賞用に・・・あなたならどんな使い方をしてみたいですか?

お問い合わせ先:monophonica_records@yahoo.co.jp
※サウンドトランク=Soundtrunk *TM

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